映画は全てが詰まった芸術作品なのだ。

もう3月に入って雛祭りも過ぎ、

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

春の陽気も時々感じ、時々寒い。

三寒四温は、春が近づく合図です。

この時の寒さは堪えます。

冬から春になるこの季節は、

なんだかワクワクするなぁ....

何か新しいことの始まりを感じて🙂

 

皆さんは、映画は好きですか?

私はもちろん、映画好きです。

大好きです。

多分、小学生の頃から好きです。

あれは小学生の頃だったか、中学生の頃だったか、定かではないけど、映画館に一日中居たこともあって、朝から行って夜帰る。

いったい何回見るの?ってくらいその映画が気に入ると何度も見てしまう。

飛行機に乗っても、片道3〜4本は見てます(笑)

無類の映画好きです。

 

映画館へはよく行きましたが、

最近はネットで好きな時間に家でみるのが好みです。

つい先日素晴らしい映画をみました。

その邦題があまりにも酷い。

原題から邦題にするのに、どうしてあんなタイトルをつけるのだろう?と

そのセンスの無さにがっかり🤷‍♀️することは

多々あるのだけれど…

邦題は「あなたになら言える秘密のこと

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原題は「The Sicret Life of words」言葉に秘められしもの

この映画は2005年に製作されたスペイン映画です。

製作はスペインなのに、全編英語が使われています。そしていろんな国が関わっています。

俳優陣も多彩です。

この映画は穏やかなテンポで流れています。

国、人種、言語の枠を感じない。

見た後に、

「とてもいい映画を見た。」と

久しぶりに感じて、頭も胸もいっぱいになり、

私の中の芯の部分がとても反応してしまいました。

 

それと同時に戦争の話もあるのだけれど

当時私は、この事をわかっていたのだろうかと考えたみた。

 

1991〜1995 クロアチアの紛争、クロアチアユーゴスラビアから分離離脱の為の戦争があった。

その当時外国メディアがCivil War という表現を使ったために、日本人は内戦という解釈だったが、クロアチアの人々は独立戦争だった。

その認識は全く異なっている。

 

日本がバブル後半の浮かれていた時代に、

私は遠い国で起こっている内戦だと捉えていた自分の無知さに肩を落としてしまいました。

 

同じ地球に住んでいる出来事なのに、

知らないなんて、

安閑として平和でいることを痛感させられました。

そして世の中には間違った情報も氾濫しているのは事実です。

タダ(無料)で得られるTVの情報は特に多い。

 

そしてこの映画の素晴らしさは、

その人間模様。

監督のイザベル・コイシュの視点が見事です。

人間の深い部分まで表現されている。

そして美しい最後.....

俳優の演技も本当に素晴らしかったし、

映画のサントラ(Soundtrack)のセンスも良かった。

映画は、映り込む全てが作品なんです。

ストーリーから、俳優の演技から、背景から、音、衣装、メイク、それらの集大成なのです。

この映画は、私にとってどれも良かったのです。

https://youtu.be/BEOEnp3jNzA

 

実は、「Me before you 」以来、

久しぶりに感動して泣きました。

感動するってとてもいい事なんです。

そして、何度も見てしまいました。

私は生きている間にどれだけの感動を

胸に刻めるのだろうか、

そう、私はその体験をしたいのです。

できるだけ多く。

 

 

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます🙇‍♀️

本当は別な題材を考えていましたが筆が進まず、映画の話になってしまいました。

どうしても書いてると強くモノを言いたがる傾向にあるので、困ったものだと反省しています(笑)